Parentingについて

ICD-11では、疾患を分類する際に、部位による分類と原因論による分類との両方で該当するものを双方の分類として認めています。

Multiple Parenting

慢性癌関連疼痛

慢性癌疼痛

慢性癌治療性疼痛

慢性癌薬物療法後疼痛

慢性神経障害性疼痛

慢性中枢性神経障害性疼痛

慢性末消性神経障害性疼痛

三叉神経痛

末梢神経損傷後の
慢性神経障害性疼痛

有痛性ポリニューロパチー

慢性有痛性化学療法後ポリニューロパチー

その他の
癌薬物療法後疼痛

その他の
有痛性ポリニューロパチー

慢性癌薬物療法後疼痛
不明確なもの

慢性有痛性ポリニューロパチー
不明確なもの

慢性放射線治療法後疼痛

帯状疱疹後神経痛

疼痛分類 – 基礎編

ここでは、慢性疼痛の大分類への基本的な考え方を紹介します。

1.

器質的な原因があり、それが症状発症に明確に関与していることが説明できる。

  • ・神経障害
  • ・関節破壊
  • ・明確な器質的姿勢異常
  • ・内科的疾患がある(膠原病、性ホルモン異常など)
  • ・明確な使いすぎでピンポイント的な炎症が要因と考えられる

二次性慢性疼痛症候群に分類する

2.

痛い部分は明確(圧痛が著明など)であるが、 そこにある病変では通常であれば相応する痛みを引き起こすとは考えにくい。

一次性慢性疼痛に分類する

3.

明確なうつ・社会的に追い込まれる状況などがあって、腰に相応する病変がなく、 腰痛で苦しんでいるなど(腰の治療をしてもそれだけで改善するとは考えにくい)

一次性慢性疼痛に分類する